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診療所は看護師の配置基準がないから採用が難しい?
診療所は看護師の配置基準がないから採用が難しいと言えます。配置基準がないということは、看護師をどれだけ採用すればよいかという基準もないとなるためです。
診療所は看護師の配置基準ではなく顧客満足度で決める?
診療所は看護師の配置基準というものは基本的に存在しません。配置基準というのは、入院するための病床があるところで存在しているものです。
正確に言うと、診療所の中にも有床診療所がありますので、その点については後で説明しますが、一般的な無床の診療所は、配置基準ではなく顧客満足度を考えての看護師の採用になっていることがほとんどです。
ただ、顧客満足度、診療所では患者様の満足度ですが、これはなかなか基準が難しいものです。また、実際には診療所の顧客満足度がどうなっているのか分からないものです。
そういった中で、診察待ち時間をいかに短縮させるか、という視点や、待ち時間をいかに上手く利用して治療内容に納得、理解を深めるかという点も大切になってきます。
そのために看護師を採用していると言っても過言ではありません。採血・点滴・注射が得意な看護師を採用したいのは診察待ち時間を短縮するため、コミュニケーション能力に長けた看護師を採用したいのは、説明業務をこなしてもらうためです。
言い方を変えると、看護師は顧客満足度を高めるための手段として採用されるため、採用のハードルが高くなるのも仕方ない面があると言えます。
その点を理解して診療所での勤務を希望することが大切です。
診療所で看護師の配置基準があるのは?
診療所で看護師の配置基準があるのは、病床を持っている有床診療所です。診療所の場合は最大19床までになっており、多くの有床診療所は19床で運営しています。
有床診療所は病院と同じように、10:1などの看護師の配置基準があり、配置基準によって診療報酬の加算があります。
病院と比べると、診療報酬は70〜80%になるようですが、看護師の配置基準によって診療報酬が変わってくるため、当然ながら看護師の確保は有床診療所にとっては重要課題ですね。
つまり、有床診療所では病院と同じように、まずは数の確保が重要となっていることが多いです。ただ、夜勤などもありますので、診療所を希望する看護師にとってはあまり魅力がないかもしれません。
小規模な組織での勤務を希望する中で、個人病院にしようか迷っている看護師にとっては、1つの選択肢になるかもしれません。
診療所は看護師の配置基準がないから勤務が楽?
診療所は看護師の配置基準がないから勤務が楽と言えるかもしれません。これはどういうことかというと、配置基準があることで、仕事を休みにくいという面があるためです。
看護師の配置基準がある病院では、患者様の数に応じた看護師の勤務人数が必要なため、例えば7:1なら7人の患者様に対して1人などがありますので、看護師数が足りていないと、なかなか休みにくいという実態があります。
それが、配置基準がない診療所であれば、配置基準に縛られることはないため、形式上は休みやすく、楽な感じがするかもしれません。
しかし、診療所はもともとの看護師の数が少ないため、1人1人の仕事のウエートは大きくなります。つまり、診察日は休めない、という状況になっているところも多いのです。
単純に診療所が楽と言えるわけではないことは知っておく必要がありますね。
まとめ
診療所の看護師の配置基準に関しての説明をしてきましたが、いかがでしたか?
診療所は有床診療所以外は配置基準がないため、それによって看護師に求められるものが変わってきます。
診療所では採血・点滴・注射やコミュニケーション能力に長けた看護師を採用したいというのも、顧客満足度を高めるためといえ、採用基準が厳しくなる傾向があります。
その分、看護師の配置基準がないことは、仕事を休みやすくなるのではないか、という考えも出てくるかもしれませんが、それは診療所というもの自体の看護師数が少ないという状況から、決して休みやすいとは言えません。
こういったことを踏まえて、あなたが診療所を希望するのであれば、看護師転職支援サイトを活用すると良いでしょう。
看護師転職支援サイトでは、診療所でどういった看護師を求めているのかなどの情報を把握しています。診療所の院長が求めている人材に見えることが、診療所で採用される条件とも言えますね。
執筆者情報
診療所の看護師求人 編集部
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